滋賀県守山市ピアノ教室 𝘆𝘀𝗱 𝗽𝗶𝗮𝗻𝗼 です
ベーテン音楽コンクール課題曲コース
予選 7月
本選 9月
全国大会 12月
初めての参加でしたので、どれくらいの参加者がいるのか、どれくらいの割合で通過するのか、全国大会のレベルはどれくらいか、手探り状態で娘とスタートしたのが今回のコンクールです。
どこの会場でエントリーするのかは、それぞれ自由で、例えば住んでいる県外で予選を受ける事も可能です。
全国大会は、部門ごとに会場が決まっていて、例えば小学1・2年生なら広島は12月◯日、東京は12月◯日、好きな方を選んでエントリーする事が出来ます。
うちの生徒さんは自由曲コースで全国大会に出場されるのですが、別会場の広島です。
スケジュールや会場の距離、移動手段など色々な事を踏まえて、好きな方を選べるといった形です。
衝撃だったのは、参加人数が少なかったこと!
ピアノ課題曲コースの話になりますが
・予選 2人
・本選 3人
・全国大会(東京)57人! ← 急増してる!
2人しかいーひんかったら、どっちかが金賞でどっちかが銀賞なの?
と思ったけれど、そうではなく金賞該当者なしの銀賞でした。もう一人は銅賞。
そして本選ではもう一人増えて3人になり、予選で銅賞だった子 → 銀賞
うちの子ともう一人の方 → 銅賞
またもや金賞該当者なしです。
絶対評価のコンクールなので、比較的通りやすいコンクールだと感じました。
また同じ部門の方がまさかの2人、3人なので、比較できる人数が少なく、課題曲が2つある中好きな方をそれぞれ選ぶのですが、予選も本選も全員が同じ曲を選んでいました。
【全国大会の課題曲】
本選で弾いた曲と同じ曲を弾いてもOK
もう一つの課題曲を弾いてもOK
娘は本選でしっとり静か系の曲を選んだのですが、どちらかとゆうと娘は跳ねる元気な曲の方が得意だなという傾向があるので、全国大会では曲を変えました!
同じ曲を深める事こそが勉強になるのですが、もう散々練習してきた曲をまた毎日練習するのは、娘にとって『3回弾いたしもう今日は終わり!』 となるのが目に見えていたので、気分を変えて新しい曲を1からする方か良いなと思ったんです。
課題曲は8分の6拍子の曲。
この曲が全国大会の課題曲に相応わしいなと、講師として深く頷く曲で
・基本を理解しているか
・基礎力はどれくらいあるか
・表現力や音楽性
この曲を弾いてもらったら、必ず見えてきます!

私の師匠にも2回レッスンでみていただき、ポイントや、どういう所に気をつけて演奏したら良いかも教えていただきました。
また情景をイメージするために、美術館に展示されている狩りの絵画を師匠にも見せていただいたり、私が家で教える時も、曲について話す事も多かったです。
『 ここはどんな場面かな?』と考えさせたりして、自分なりに『 ここは先にお母さんキツネが様子を見に行って、あとから子どものキツネが走ってるところ 』なんて、娘なりに情景をイメージしたりして、ただ弾くだけでなく、色々なアプローチをして勉強してきました。
ホール練習もして、音の重なりや、立体的に聴こえる響かせ方なんかも教えたりしました。

これまで予選本選と2〜3人だけだったのに、いっきに57人に増えた訳ですけれど、どんな順番で弾くと思いますか?
課題曲は2曲から選びます。
答えはこちら👇
と、娘が衝撃を受けてました!
57人いる中、約3分の2の方がキツネ狩りで、その後まとめてもう曲がズラーーーっと同じ曲を弾く訳です。
課題曲コースのコンクール、演奏順はわりとランダムにされている事がこれまで多かったので、こんな風にきっぱりと2分割してまとまて聴く事はなかったので、それもまた凄いな!と思いました。
素人の夫が言っていたのは
『こうやって同じ曲を全部まとまて聴く方がわかりやすいか....』
確かに!!
ずっと同じ曲を連続再生する。
その中だからこそ光る物を見つけられる。
という感じかなと。
石が沢山あって、その中から光る石を見つけるような。その方がわかりやすいのかもしれない。
それで、娘は中盤くらいだったので、出番が来るまで客席でじっくり聴かせてもらう事にしました。講師として、勉強の場です!
やはり他の人の演奏をじっくり聴く
これが弾いて練習するのと同じくらい勉強になるんです!! さあ、聴かせてもらおう。全国大会のレベルどんなんやろう。
曲は勿論同じ 【キツネ狩り】です。すると・・・
衝撃の話は 次回へつづく・・・・
